インタビュー
アートとつながる場をつくる
ターンアラウンド代表・関本欣哉

“社会につながる表現の場”として2010年にギャラリー「ターンアラウンド」を設立以来、人とアートをつなぐ表現や学びの場を仙台につくり続けてきた関本欣哉さん。2021年には、ギャラリーに工房などの機能を備えた複合施設「even」を仙台フォーラス内にオープン。自身が現代美術のアーティストとして活動していた経験から、インストーラーとして展示設営やアーティストのサポートもしている。仙台でアートにまつわる場をつくることにどんな思いを抱いているのか聞いた。





掲載:2023年3月31日
取材:2023年2月
取材・原稿/及川 恵子 写真/寺尾 佳修

- 関本 欣哉 せきもと・きんや
- 宮城県仙台市出身。ギャラリー「ターンアラウンド」代表。東京芸術専門学校卒業後、90年代後半から現代美術のアーティストとして作品制作を行う。2010年、地元である仙台・大手町にギャラリー「ターンアラウンド」を設立。学校や展示、シェアスタジオなど、様々な形式でアートを学び、制作し、発表する場づくりに積極的に取り組む。アーティストを支える立場としてだけでなく、人とアートを結びつける接点を生み出す役割を担っている。