インタビュー
生まれ育ったまちを自然体で描く
漫画家・スズキスズヒロ
2021年、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した『空飛ぶくじら』。全6作が収録されている短編集で「人と人とが紡ぎ出す忘れられない人生の1ページを描き出している」と評された。この作者で仙台市出身・在住のスズキスズヒロさんは、どのように漫画に出会い、作品を生み出しているのか。これまでのエピソードや、仙台を感じる漫画の舞台についてなどお聞きしてみた。
掲載:2022年7月20日
取材:2022年5月
- 漫画家/スズキスズヒロ
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1992年生まれ、仙台市出身。小学3年生の時、「石ノ森章太郎のマンガ家入門」を読んでマンガを描き始める。2016年、短編「TRAINSPOTTING」でデビュー。2019年、初の作品集「空飛ぶくじら」(イースト・プレス)が発売され、同作で第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。マンガ執筆のほか、仙台文学館の企画展「作家・編集者 佐左木俊郎 農村と都市 昭和モダンの中で」でポスター・展示用イラストを手掛けるなど、活動の場を広げている。
第2種電気工事士、危険物取扱者などの資格を保有している。