宮城野区文化センター室内楽セレクション Music from PaToNa vol.47「うつろう」

シーズンオープニングコンサートは、フレッシュな奏者とベテラン奏者が揃います。室内楽の殿堂カザルスホールの過去の室内楽公演に参加した三宅さんは、「音楽を前にしては年齢は関係ない」と言われたことを印象深く覚えていると言います。Music from PaToNaにおいても音楽を前に丁々発止のやりとりが期待されます。モーツァルトの協奏交響曲は、原曲は、ヴァイオリンとヴィオラの二人のソリストとオーケストラが協奏しますが、今回は大変に完成度の高い編曲で、弦楽六重奏版をお届けします。ヴァイオリン、ヴィオラだけでなく、チェロにも大きな見せ場があります。そして、今年没後30年となる武満徹のオーボエ四重奏曲「アントゥル=タン」。Entre-Temps。直訳すると、「時」の「間(はざま)」。シュル・レアリズムの詩人、トリスタン・ツァラの詩の一篇から誕生した作品です。オーボエ入りの室内楽としても、世界的に重要なレパートリーのひとつとなったこの作品を武満記念イヤーに再考します。そして、R.シュトラウスの「メタモルフォーゼン」。1945年。2つの世界大戦の終わりの年、ドイツの敗戦を見つめるかのように、R.シュトラウスが書いた「変容」を意味するこの作品。瓦礫と化した街並みや敗戦とともに価値観ごと崩壊していく祖国への惜別の想いがこめられたきわめて美しい作品です。原曲では23人の奏者によって演奏されますが、今回は弦楽七重奏版で。世界が日々「うつろう」昨今。この時の間を、ホールの響きとともに描きます。

開催日
時間 19時00分~21時00分
会場 宮城野区文化センター PaToNaホール
料金 一般:3,000円、U-25:1,500円、ペア券:5,500円
主催 公益財団法人仙台ひと・まち交流財団 仙台市宮城野区文化センター
お問い合わせ 電話:022‐257‐1213
メール:miyabun-hall@hm-sendai.jp
詳細情報 https://www.hm-sendai.jp/sisetu/miyagino/
ジャンル 音楽