結成12年目となるQuartet PaToNa。次回は、ハイドン、ベートーヴェン、ボロディンの王道プログラムに臨みます。弦楽四重奏というジャンルは、ハイドンが確立し、ベートーヴェンがそのすべてを表現しつくしてしまったと言われるほど。ベートーヴェン中期の作品であるラズモフスキー候に献呈されたこの作品は4人でも、交響的な音楽を作り出します。第1楽章のドラマティックな展開、第2楽章の美しさは神がかっており、第3楽章にはロシアの古いメロディが中間部に引用されています。第4楽章は、疾走するギャロップのような雰囲気があります。今回の3曲は、共通して、最終楽章の「駆ける」リズムに特長があります。本業が化学者であるボロディンが作曲した弦楽四重奏曲第2番は、第3楽章の「ノットゥルノ」の甘美なメロディがあまりにも有名です。妻に向けて捧げられた作品と言われています。名曲3曲を、じっくりと名演でご堪能下さい。
開催日 | |
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時間 |
19時00分~21時00分 |
会場 | 宮城野区文化センター PaToNaホール |
料金 | 一般:3,000円、U-25:1,500円、ペア券:5,500円 |
主催 |
公益財団法人仙台ひと・まち交流財団 仙台市宮城野区文化センター |
お問い合わせ |
電話:022-257-1213 メール:miyabun-hall@hm-sendai.jp |
詳細情報 | https://www.hm-sendai.jp/sisetu/miyagino/ |