合唱団パリンカ創団35周年記念第32回定期演奏会

① 新曲委嘱と初演を行い、新しい文化創造を行う。宮城県美里町出身の作曲家佐藤三昭氏に作曲を依頼し新しい合唱作品に取り組む。和太鼓や邦楽の世界で数多くの作品を創作している佐藤三昭氏により宮城県民謡を新しい男声合唱作品に昇華した。2025年1月の大河原公演で初演した「伊達さんさ木遣り唄」を新しいバージョンで、そして「慮・どや節(どや節・遠島甚句)」をダイナミックに初演する。
② これまで数多くの男声合唱編曲を依頼してきた仙台市出身の作曲家 西村航平氏に作曲を依頼し新しい合唱作品に取り組む。男性的な漢詩調の詩風で、女性的な詩風の島崎藤村と並んで「藤晩時代」と称された土井晩翠。第一詩集『天地有情』の「夕べの星」を初演する。昭和100年、戦後80年の2025年、絶えることのない争いの歴史を振り返りたい。
③ 創団35周年記念企画として、男声合唱の名曲と名高い高嶋みどり氏の「青いメッセージ」をワンステージ公募メンバーと演奏する。福島県いわき市出身の草野心平の蛙の詩。生と死、争いに明け暮れる人類と平和で平等な蛙の世界、生きることを問う6つの詩を、高嶋みどり氏のダイナミックかつリリックな作品は、ウクライナ、ガザといつ第三次世界大戦に突入してもおかしくない世界情勢が続く今こそ歌われるべき作品である。
④ 創団35周年記念「パリンカから生まれた名アレンジたち」と題して、仙台出身の作曲家西下航平氏の男声合唱編曲による作品を再演する。ハウンドドックの「ff (フォルティシモ)」、中村雅俊の「ふれあい」、そして、青春時代を仙台で過ごした小田和正の「言葉にできない」「キラキラ」を演奏する。ジャンルの幅広い多彩なプログラムを構成し、聴衆を最後まで飽きさせないコンサートとしたい。

開催日
時間 13時45分~16時00分
会場 東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
料金 入場料 1,000円
高校生以下無料 要入場整理券
主催 合唱団パリンカ
お問い合わせ 電話 090-2029-2409(長谷川)
メール hasesabu@ezweb.ne.jp
詳細情報 https://palinka.masa-mune.jp/
ジャンル 音楽