作・演出:中村大地
生きてる人も、死んでる人も集まり語る。
覚えていることと、覚えていないこと。
記憶と忘却をめぐる、劇団代表2作品を一挙上演。
『とおくはちかい(reprise)』
大きな地震があった町で暮らす知人を尋ねる男。
2人は、何を話すわけでもなく、訥々と、寄り道をしながら言葉を重ねる。
忘れていいことと、忘れてはいけないことと、忘れなくてはいけないこと。
忘れたくても思い出せないこと。
時が記憶を言葉にして、「言い切れなさ」も形を変える。
2017年初演の記憶と忘却をめぐる会話劇、『とおくはちかい』を全編改稿し、初演とは異なるキャストで上演。
『ここは出口ではない』
1組のカップルが暮らす部屋のリビングに、共通の知人がふいに現れる。
彼女が死んでいることを2人はもう知っていて、けれどもそれを迎え入れる。
つかの間の再会と乾杯。
なぜか、家に帰れなくなったという見ず知らずの他人も後から合流して過ごしていると、生きるものと死んだものの境目が溶け合って、いつの間にか夜が明ける。
2018年初演、第2回人間座「田畑実戯曲賞」受賞作を再演。
開催日 | ~ |
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時間 |
●18日(金曜日) 19時30分『とおくはちかい(reprise)』 ※ オンラインアフタートークあり(23時より YouTube にて、中村大地とゲスト・前野久美子(book cafe 火星の庭 店主)によるトークをオンライン配信します。/観覧無料) ●19日(土曜日) 14時00分『とおくはちかい(reprise)』 ※ 11時00分「仙台舞台芸術フォーラム プレトーク 屋根裏ハイツ『とおくはちかい(reprise)』」 公演に先立ち、社会学者の山内明美さん・屋根裏ハイツ主宰の中村大地さんをお招きし、震災から10年の人々の記憶、震災後と東北についてトークを行います。 【登壇者】中村大地(屋根裏ハイツ 主宰)/山内明美(宮城教育大学 准教授) 【会場】10-BOX box-2 【料金】入場無料(要予約・定員20名) 【予約】予約フォームもしくは電話(022-782-7510)で、お申し込みください。 ※ オンライン配信あり ●20日(日曜日) 13時00分『ここは出口ではない』/18時00分『とおくはちかい(reprise)』 ※ オンラインアフタートークあり(23時より YouTube にて、中村大地とゲスト・くどうれいん(作家)によるトークをオンライン配信します。/観覧無料) ●21日(月曜日・祝日) 13時00分『とおくはちかい(reprise)』/18時00分『ここは出口ではない』 ●22日(火曜日・祝日) 13時00分『ここは出口ではない』/18時00分『とおくはちかい(reprise)』 ※ 受付開始・開場は、開演の30分前 ※ 上演時間 『とおくはちかい(reprise)』80分予定/『ここは出口ではない』95分予定 |
会場 | せんだい演劇工房10-BOX box-1 |
料金 | 日時指定・全席自由 一般前売 3,000円/一般当日 3,500円 U25前売 2,000円/U25当日 2,500円 |
内容 | 出演 『とおくはちかい(reprise)』 三浦碧至 渡邉悠生(仙台シアターラボ) 『ここは出口ではない』 佐藤駿 瀧腰教寛 宮川紗絵 村岡佳奈(屋根裏ハイツ) スタッフ 作・演出・音響・照明オペ 中村大地 舞台監督・照明プラン 山澤和幸 舞台美術 大沢佐智子 演出助手 宮﨑玲奈(ムニ/青年団) 衣装 佐藤立樹 制作統括 河野遥(ヌトミック) デザイン 渡邉時生(屋根裏ハイツ) 映像記録 小森はるか |
プレイガイド・申込方法 | チケット取扱フォーム |
お問い合わせ |
屋根裏ハイツ Eメール yaneura.heights.@gmail.com せんだい演劇工房10-BOX 電話 022-782-7510 |
詳細情報 |
屋根裏ハイツ ウェブサイト せんだい演劇工房10-BOX |
主催 | 屋根裏ハイツ |
共催 | 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 仙台市(仙台舞台芸術フォーラム) |
協力 | 犬など、青年団、仙台シアターラボ、ヌトミック、ムニ |