Q. この作品について教えてください
ディズニー・チャンネルで日本では2003年から放送されていたアメリカのアニメです。アメリカに住む女子高生キム・ポッシブルが幼なじみで相棒のロン・ストッパブルと彼のペットのルーファス、そして天才少年ウェイドとともに「チーム・ポッシブル」として世界征服を企む悪者たちに立ち向かい、世界を救うヒーローコメディです。
Q.この作品との出会ったときのこと、出会ってからの変化などを教えてください
小学生の頃、テレビのチャンネルが2つくらいしか映らない山奥に住んでいました。それを不憫に思ったのか親がケーブルテレビを契約してくれたのが、ディズニー・チャンネル、そしてキム・ポッシブルとの出会いです。山奥なので学校の友人が近所に住んでおらず、帰宅後に遊ぶのはもっぱら自宅でした。自宅でひたすらアニメを見たり絵を描いたりするやや閉鎖的な日々でしたが、小さい頃から内向的な性格だったので、振り返るとむしろ心地よかったような気もします。
当時見てきた女性ヒーローアニメは、魔法やスーパーパワーでキラキラの可愛い姿に変身して戦うイメージのものでした。でも、キムはヘソ出しのピタッとした黒のトップスに、カーキ色のカーゴパンツという機能性重視なファッション。そして武器は自分の身体能力と頭脳という、かなりストロングな戦闘スタイル。その飾らない感じがこれまで見てきた女性ヒーローとは違い、小学生女児の自分にはとても魅力的にうつりました。冴えない相棒ロンとの友情からの恋愛関係も、いつも読んでいた少女漫画とは違った大人なストーリーに思えてドキドキしました。恋愛もする普通の女子高生としての可愛さと、世界を救うスーパーヒーローとしてのかっこよさが両立しているキムが憧れで、大好きです。
当時の自分は、ピンクやフリフリなどの可愛いものを身につけるのにかなり抵抗がありました。可愛いのは嫌、だけど男の子になりたいわけじゃない…。子どもなので女の子=可愛いという思考しかないというモヤモヤを抱えていて、そんな中「強くてかっこよくて魅力的な女性」キム・ポッシブルと出会い、こういう姿もあるんだ、こうなりたいなと思うようになりました。キムは完璧主義者で、普段の生活でも変わらずカリスマ性があり、いわゆる“シゴデキ”な女性に憧れる気持ちはここからきているのかもと思います。また当時キム・ポッシブルを含むカートゥーン※をたくさん見ていたので、派手な色使いやポップで明快なキャラデザインが好きなのかもしれません。
※カートゥーン・・・風刺画・漫画・アニメーションを指す言葉。ここではより狭義に、主に欧米で作られたダイナミックでコミカルなこども向けアニメーションを指す。
昔の私のような悩めるこどもたちにはもちろん、大人も楽しめるアニメだと思います。頭をリラックスして観られるコメディアニメなので、疲れた大人たちにもおすすめです。基本的に1話完結なのも嬉しいですね。

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どことなくY2K※っぽさもある、キムの戦闘スタイル。
※Y2K・・・2000年代に流行した、ローライズやクロップド丈など大胆な肌見せとカラフルさが特徴のファッションスタイル。

